ワーママの平均年収はいくら?キャリアを諦めずに年収を上げる方法

ワーママの平均年収はいくら?キャリアを諦めずに年収を上げる方法

「今の働き方だと、年収アップは難しい…」
「時短勤務で、がんばりが正当に評価されていない気がする…」

育児と仕事の両立に奮闘するなかで、そんな風に感じていませんか?

実は、働き方の前提を「フルリモート」に変えるだけで、ワーママが年収を上げるチャンスは大きく広がります。

この記事では、気になるワーママの平均年収の実態から、年収が上がりにくい原因、そしてフルリモートであなたの経験を活かせる具体的な仕事まで、一つひとつ詳しく解説します。

もし、この記事を読まずに今の働き方を続けるなら、あなたの市場価値に見合った収入とキャリアの可能性を、知らず知らずのうちに見過ごしてしまうかもしれません。

ほんの少し視点を変えるだけで、あなたのキャリアはもっと輝きます。一緒に「キャリアを諦めない働き方」を見つけましょう。

ワーママの平均年収はいくら?

株式会社mogの調査によると、キャリア志向のワーママの平均年収は435.9万円です。

引用元:株式会社mog

もっとも多い層は年収300万円台(29.3%)、次いで400万円台(24.8%)で、この2つの層が全体の半数以上を占めるボリュームゾーンであることが見て取れます。

その一方で、年収700万円以上の高年収層も合計で8.6%おり、育児と両立しながら高い収入を得ているワーママも少なくないことがわかります。

ワーママの年収は、300万〜400万円台が中心ではあるものの、働き方次第で、さらに高年収を目指せる可能性を示していると言えるでしょう。

ワーママの年収アップが難しい原因

ワーママの年収が上がりにくい背景には、以下のような「子育て世代ならでは」の事情が関係しています。

  • 「マミートラック」にキャリアを阻まれている
  • 「家の近さ」を優先して職場を選んでいる

いくつかの事情が重なることで、ワーママの年収は伸び悩んでしまう傾向にあるのです。

キャリアを阻む「マミートラック」

出産を機に、本人の意欲とは別にキャリアアップから遠ざかってしまう状況を「マミートラック」と呼ぶことがあります。

これは、会社側が「配慮」として、残業の少ない部署などへ異動を提案することがきっかけになるケースです。

働きやすくはなりますが、昇進や昇給の機会が少ないキャリアコースかもしれません。

重要な仕事から離れることでスキルアップの機会も減り、正当な評価を受けにくくなることも。その結果、年収が伸び悩んでしまう一因となるのです。

「家の近さ」を優先して良い会社に出会えない

子どもの送迎や急な呼び出しを考えると、仕事選びで「家の近さ」は大切な条件になります。しかし、「家の近さ」を優先することで、選べる企業の数が限られてしまうのも事実です。

もしかしたら、通勤エリアの外に「スキルや経験をより高く評価してくれる会社」や「もっと良い条件の職場」があるかもしれません。

「通いやすさ」を重視するあまり、本当はもっと活躍できるのに待遇面で妥協してしまい、結果として、年収が伸び悩む原因の一つになっている可能性も考えられます。

平均年収の高いワーママの職種

平均年収の高いワーママの職種

株式会社mogがおこなった「キャリア志向のワーママの年収調査」によると、高い専門性や経験が求められる職種ほど、平均年収が高い傾向にあります。

企業の経営に近い意思決定に関わる仕事や、会社の売上に直結する仕事は、その責任の大きさから、高い報酬が設定されています。

ここでは、調査結果の中からとくに平均年収の高い職種をご紹介します。

コンサル

コンサルの平均年収は555万円です。コンサルは企業の経営課題に対して、専門的な知識や客観的な視点から分析を行い、解決策を提案する仕事です。

高い論理的思考力や分析能力、コミュニケーション能力が求められるため、専門職の中でもとくに高い年収水準となっています。

経営企画・事業企画

経営企画・事業企画の平均年収は528万円です。会社のビジョンを達成するため、中長期的な経営戦略や新規事業の計画を立て、実行を推進する仕事です。

企業の意思決定に深く関わるポジションであり、その責任の大きさから高い年収が設定されています。幅広い知識と経験、高い視座が求められます。

マーケ・商品企画

マーケ・商品企画の平均年収は527万円です。市場のトレンドや顧客のニーズを捉え、「売れる」商品やサービスを企画・開発し、世の中に広める仕事です。

企業の売上を直接的に左右する重要な役割のため、高い年収が期待できます。市場分析能力や、成果につなげる企画力が求められます。

広報・IR

広報・IRの平均年収は501万円です。広報は自社の魅力を社外に伝え、IRは株主や投資家に向けて経営状況を正確に開示し、信頼関係を築く仕事です。

企業のブランドイメージや企業価値に影響を与える重要なポジションです。高いコミュニケーション能力と、情報を正確に扱う誠実さが求められます。

人事

人事の平均年収は478万円です。採用、教育、評価、労務管理など、企業の「人」に関わる業務を担い、組織の基盤を創ります。

人事の役割は、社員が能力を最大限発揮できる環境を整え、会社の成長を根幹から支えることです。人事戦略の重要性が増しており、専門性が求められます。

営業

営業の平均年収は471万円です。自社の製品やサービスを顧客に提案し、契約に結びつけることで、会社の売上を直接的に作り出す仕事です。

成果が収入に直結しやすいのが特徴で、インセンティブ制度を導入している企業も多いです。顧客の課題を解決する提案力や、信頼関係を築く力が必要です。

経理・財務

経理・財務の平均年収は442万円です。日々の経費管理から決算業務まで、会社のお金の流れを正確に管理する、経営に不可欠な仕事です。

経理・財務は、企業の経営状態を数字で把握し、経営陣の意思決定を支える重要な役割です。専門知識と、数字を正確に扱う能力が求められます。

事務

事務の平均年収は395万円です。書類作成やデータ入力、電話・メール対応などを通じて、組織全体の業務が円滑に進むようにサポートする仕事です。

組織の基盤を支える「縁の下の力持ち」であり、正確な業務遂行能力が求められます。PCスキルやコミュニケーション能力など、幅広いスキルが役立ちます。

解決策は「フルリモート」にあり!経験を活かせるおすすめの仕事

解決策は「フルリモート」にあり!経験を活かせるおすすめの仕事

フルリモートワークは、時間や場所に縛られずに、これまで培ってきたビジネス経験を存分に活かすことができる、新しい働き方の選択肢です。

特別なITスキルがなくても、これまでの社会人経験で身につけた能力が、大きな強みとなる仕事がたくさんあります。

  • 経験を活かす「オンライン秘書」
  • スキルが報われる「営業アシスタント」
  • 専門性を高める「経理・人事」

ここでは、ワーママがこれまでのキャリアを活かしながら輝ける、おすすめの仕事を3つご紹介します。

経験を活かす「オンライン秘書」

オンライン秘書は、経営者や個人事業主の業務を、オンライン上でサポートする仕事です。具体的な業務は、以下のように多岐に渡ります。

  • スケジュール管理
  • メール対応
  • 資料作成
  • Webリサーチなど

オンライン秘書の魅力は、これまでの社会人経験で培った「気配り」や「段取り力」「コミュニケーション能力」といったスキルを直接活かせる点です。

複数のタスクを同時に把握し、優先順位をつけて効率的に進める能力は、家事や育児をこなしてきたワーママにとって、まさに得意分野と言えるかもしれません。

経営層の近くで働くため、ビジネスの最前線に触れられる機会も多く、キャリアのブランクを感じることなく、さらなる成長を目指せるやりがいのある仕事です。

スキルが報われる「営業アシスタント」

営業アシスタントは、営業担当者がスムーズに活動できるよう、バックオフィスからサポートする重要な役割を担います。主な業務には、下記のようなものが挙げられます。

  • 見積書や契約書の作成
  • 顧客データの管理
  • 電話やメールでの問い合わせ対応など

営業アシスタントでは、お客様や社内のメンバーと円滑に連携するためのコミュニケーション能力と、正確な事務処理能力が求められます。

営業職の経験はもちろん、事務職や接客業などで培った経験も大いに活かせるでしょう。

営業チームの成果に貢献することで、自分の仕事の価値を実感しやすく、頑張りが評価や収入に反映されやすいのも、この仕事の魅力です。

専門性を高める「経理・人事」

経理や人事の経験がある方にとって、フルリモートは専門性をさらに高められる絶好の機会です。

クラウド会計ソフトや労務管理システムが普及したことで、請求書の処理や経費精算、勤怠管理、給与計算といった業務は、オフィスに出社しなくても完結できるようになりました。

これらの職種は専門性が高いため、安定した収入を得やすいというメリットがあります。

また、月次決算や採用業務など、業務のスケジュールがある程度決まっているため、自分で仕事のペースを管理しやすく、子育てとの両立もしやすい環境です。

これまでの実務経験や簿記などの資格を活かして、キャリアと年収を着実にステップアップさせていくことができます。

ワーママが年収を上げるための具体的なポイント

ワーママが年収を上げるための具体的なポイント

ワーママだからといって、年収アップを諦める必要は全くありません。子育て世代ならではの制約を強みに変え、キャリアアップを実現するためには、以下のポイントが大切です。

  • 「フルリモート」を前提に働き方を見直す
  • 市場価値を高めるITスキル・資格を身につける
  • ワーママに強いエージェントに相談する

この3つのポイントを押さえることで、時間や場所の制約を超えて、キャリアと年収を高める道が開けます。

「フルリモート」を前提に働き方を見直す

年収アップを目指すなら、まず「フルリモート」を前提に働き方を見直してみましょう。

これまでは「家の近く」という条件で職場を探していたかもしれませんが、フルリモートであれば、住んでいる場所に関係なく、全国の優良企業の求人に応募できます。

企業の選択肢が広がることで、あなたのスキルや経験を正当に評価し、より高い年収を提示してくれる会社に出会える可能性が格段に高まります。

また、夫の転勤や子育て中の急な対応といった、ワーママが抱えがちな悩みにも柔軟に対応できるのがフルリモートの大きな魅力です。

通勤時間がなくなることで心身の負担が減り、生まれた時間をスキルアップや家族との大切な時間にあてることもできます。

市場価値を高めるITスキル・資格を身につける

どのような職種であっても、現代のビジネスシーンでITスキルは不可欠です。市場価値を高め、年収を上げるためには、積極的に専門スキルや資格を身につけることをおすすめします。

とくに、フルリモートの働き方と相性が良いのは、Webマーケティング、データ分析、ITツールの活用スキルなどです。

これらの専門知識があれば、場所を選ばずに高いパフォーマンスを発揮できる人材として評価されます。

「難しそう」と感じるかもしれませんが、今はオンラインで学べる質の高い講座がたくさんあります。育児や家事のすきま時間を活用して、コツコツと学習を進めることも可能です。

また、スキルを客観的に証明できる資格を取得することも、転職活動において有利に働きます。自身の市場価値を高める自己投資が、着実な年収アップへとつながっていくでしょう。

ワーママに強いエージェントに相談する

働きながらの転職活動や、今後のキャリアプランを一人で考えるのは大変なことです。そんな時は、キャリアの専門家である転職エージェントに相談してみましょう。

大切なのは、ワーママの働き方やキャリアの悩みを理解してくれるエージェントを選ぶことです。

たとえば、「キャリアを諦めない社会」を理念に掲げる、フルリモート専門エージェント「キャリモ」は、キャリアと育児の両立を目指すワーママにとって、心強い味方となるサービスです。

キャリモでは、これまでのビジネス経験で培った「対人スキル」や「状況判断力」が活かせる営業アシスタントの案件を扱っています。ほかにも、オンライン秘書や経理、人事などのフルリモート求人も紹介しています。

自分に合う求人が見つからない、今後のキャリアに悩んでいるという方は、一度無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

時間や場所の制約から、「キャリアアップや年収アップは難しいかも…」と諦めかけているワーママも、少なくないのではないでしょうか。

しかし、「フルリモート」という働き方を選択することで、道は大きく開けます。これまでのビジネス経験を活かせる専門職に、住む場所を問わず挑戦することが可能です。

フルリモート専門エージェントの「キャリモ」は、あなたの経験やスキルを正しく評価し、年収アップにつながる最適なキャリアプランを一緒に考えてくれます。

キャリアを諦めず、自分らしい働き方で年収アップを目指したい方は、まずは一度、無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。