「ようやく子育てが一段落。仕事を再開したい!」
「どんな仕事から再開するのが良い?」
子育てがひと段落し、このように考えている方も多いかと思います。子育てが一段落する時期は人それぞれですが、大切なのは、自分の気持ちと向き合い、自分らしい働き方を見つけることです。
子育て中のブランクを気にしてしまうと、働きやすいパートや派遣社員を選んでしまいますよね。
パートや派遣社員は子どもとの時間を取りやすい働き方ですが、収入に限度があったり、キャリアアップが難しかったりと、長期的に考えると、最適とは言えないかもしれません。
本記事では、子育てが一段落した場合の仕事や、ブランクの乗り超え方、仕事探しの方法などを解説しています。
家庭と仕事を両立させながら、自分らしい働き方を探している方は、ぜひ参考にしてください。
子育てが一段落するタイミングは、人それぞれ異なりますが、一般的には「いつから働こうかな?」と考え始めたときが目安です。
具体的には、次のようなタイミングで「子育てが一段落した」と感じる人が多いとされています。
子育てが一段落する時期を、年齢だけで判断するのではなく、子どもの成長、ライフステージの変化、そして自分自身の気持ちと向き合いながら、総合的に判断することが大切です。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の調査によると、子育て中のママたちが「再就職したい」と考え始める時期には、仕事を辞めて「3年後」と「7年後」の2回に分かれるようです。
妊娠や出産をきっかけに退職した場合、子どもが3歳を迎え、幼稚園や保育園に入園できるようになったタイミングで、再就職を考える人が多いことがわかります。
また、子どもが6歳になり、小学校に入学したタイミングで「働き始めようかな」と考える人も多いでしょう。グラフの数値も、仕事を辞めてから6年を過ぎると、急激に再就職を考える人の数が増えています。
妊娠や出産をきっかけに仕事を辞めた場合、「子育てが一段落した」と感じるのは、子どもが幼稚園・保育園に入るタイミングの3年後、もしくは小学校に入学する7年後を目安にしてください。
「子育てが一段落した」と明確に考えるうえで、年齢で区切って考える方法もおすすめです。以下に、それぞれの時期における変化と、仕事復帰を考える上でのポイントをまとめました。
年齢 | 子どもの変化 | 親の変化 |
---|---|---|
3歳 | 幼稚園・保育園に入園する | 子どもを預けられる時間が増えるまとまった時間が生まれる |
6歳 | 小学校に入学自分のことは自分でできる | 宿題のサポートが必要になる |
9・10歳 | 小学4年生になる習い事やクラブなど、放課後の過ごし方が変わる | 習い事の送り迎えや、土日の練習・大会のサポートが必要になる |
11・12歳 | 小学6年生になる中学に向けた準備が始まる | 中学に向けた学習のサポートが必要になる |
13歳 | 中学校に入学部活動や塾などで忙しくなる | 精神的なサポートが中心になる |
ただし、この表はあくまで一般的な傾向を示したものであり、子どもの個性や家庭環境によって、変化や役割は異なります。子どもの様子を見ながら、子育てが一段落したタイミングを見極めましょう。
自分でできることが増えたり、自分の考えを持つようになったりと、子どもの精神的な自立は、子育てが一段落したひとつの大きなサインです。具体的には、以下のような変化が見られるようになります。
子どもが成長し、精神的に自立してくると、親が常に付きっきりになる必要はありません。育児中心の生活が終わり、ある程度安心して、自分の時間を過ごせるようになります。
子どもが自分の意見をしっかり主張するようになったり、家族より友達と過ごす時間が増えてきたら、子育てが一段落したのかも?と考えてみてください。
ライフステージの変化も、子育てが一段落するタイミングとして、わかりやすい指標になります。ライフステージの変化には、次のようなものがあります。
たとえば、子どもの進学や就職を機に、より便利な場所や、将来を見据えた住まいに引っ越すことがあります。将来を見据えてマイホームを購入する方もいるでしょう。収入を増やす必要があり、再就職を考えるきっかけになるかもしれません。
また、定年退職は、生活スタイルや経済状況に大きな変化をもたらす重要なタイミングです。親の介護が始まることも、子育てからの卒業を意識するきっかけとなります。
子育て中心だった生活から、夫婦の生活・親の生活を重視する方向へと変わることで、子育てが一段落したと実感するかもしれません。
子どもを軸に考えるのではなく、自分自身の気持ちに変化がないか考えるのもおすすめです。「働きたい」と感じるようになったのであれば、子育てが一段落したタイミングと言えるでしょう。
働きたいと感じる以外にも、次のような変化がないか、自分の気持ちに耳を傾けてみてください。
子育て以外のことに興味を持ち、自分のための時間が欲しいと感じたり、社会とのつながりを持ちたくなったら、子育てが一段落したタイミングかもしれません。
ほかにも、自分の収入を得て、経済的な自由を手に入れることや、新しいことに挑戦したいと感じる気持ちも大切なターニングポイントです。
これらの気持ちの変化は、セカンドキャリアを始める良いタイミングです。自分の気持ちと向き合い、再就職を考えるきっかけにしましょう。
子育てが一段落して、いざ働き始めようと思っても、何から始めたら良いのか迷ってしまう方もいるかもしれません。スムーズに職場復帰を果たすためには、次の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
ただ働き始めるのではなく、働く目的を明確にすることは大切です。また、子どもを預けられる日中にシフトが入れるような仕事を選ぶと、家庭と仕事を両立できるでしょう。
在宅ワークやフリーランスなど、自分に合った働き方を見つけるのもおすすめです。
ただ何となく「働かなければ」と思って仕事を探し始めると、時給や条件ばかりに目がいってしまいがちです。そうならないよう、具体的に「家計の足しにしたい」や「習い事をさせてあげたい」といった働く目的を持つことが大切です。
働く目的がハッキリすると、仕事内容や勤務時間、職場の雰囲気など、本当に大切なことを見極められるようになります。
また、仕事は楽しいことばかりではなく、困難に直面したり、壁にぶつかったりするかもしれません。
そのような場合でも「子どもの夢を叶えるため」や「家族で旅行に行くため」のような働く目的をしっかり持っていると、挫折にめげることなく、前向きに仕事に取り組めるでしょう。
子育て中の主婦にとって、シフトに入る時間帯は非常に重要です。家族との時間はもちろん、自分の時間など、さまざまな要素を考慮し、無理なく続けられる時間帯を選びましょう。
たとえば、コンビニや飲食店などであれば、大学生が夕方の時間帯に入ることが多く、日中の時間帯は人手が不足していることも多いです。
同じように子育て中の主婦が多い職場なら、子どもの急な体調不良や学校からの呼び出しにも理解があり、助け合える環境かもしれません。
また、短時間であっても休息を取ったり、趣味を楽しんだり、スキルアップの勉強をしたりすることは、心の余裕につながります。そういった時間を確保できるシフトを選ぶことが、長く仕事を続ける上では大切です。
子育てが一段落した後の働き方は、以前とは異なるかもしれません。家庭の状況、体力、スキルなどを考慮し、自分に合った働き方を見つけることが大切です。
家庭と仕事を両立させやすい働き方には、時間の融通が利きやすい、パートや派遣社員という選択肢がありますが、最近ではフリーランスの働き方も注目されています。
在宅ワークの普及や働き方が多様化している背景を受けて、以前よりも自分に合った働き方を見つけやすくなりました。働く目的や時間帯も考慮しつつ、自分の理想の働き方を探してみましょう。
子育てが一段落した女性にとって、働き方にはさまざまな選択肢があります。従来の正社員や派遣社員、パートタイムでの働き方はもちろん、最近では、在宅ワークやフリーランスといった働き方も増えてきています。
代表的な4つの働き方と、それぞれのメリット・デメリット、仕事探しのポイントをご紹介します。
フルタイム勤務は、安定した収入とキャリアアップを目指せる働き方です。派遣社員や正社員として企業に所属することで、福利厚生や研修制度などの恩恵を受けることができます。
メリット | デメリット |
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安定した収入が得られる キャリアアップの機会がある 社会保険や福利厚生が充実している 責任のある仕事を任されやすい | 勤務時間が長く自由な時間が少ない プレッシャーが大きい場合がある 家事や育児との両立が難しい |
派遣や正社員の仕事を探す場合は、求人サイトで自分で探したり、転職エージェントに登録したりします。これまでの経験やスキルを活かせる仕事を選ぶようにしましょう。
仕事を選ぶときは、勤務時間や残業時間を確認してください。ほかにも、育児休暇・時短勤務など企業の制度をチェックするのも重要です。企業が子育てに対して、どれくらい理解があるのか判断する基準になります。
派遣会社を利用する場合は、担当者とよく相談し、理想の働き方を伝えることが大切です。
パートタイム勤務は、自分のペースで働ける働き方です。勤務時間や曜日を調整しやすく、家事や育児との両立がしやすいのが特徴です。
メリット | デメリット |
---|---|
勤務時間を自由に調整できる 家事や育児との両立がしやすい 未経験でも始めやすい仕事が多い 扶養範囲内で働くことができる | 収入が少ない 責任のある仕事を任されにくい キャリアアップの機会が少ない |
パートの仕事を探すポイントとして、勤務時間・曜日が、自分の都合に合うかどうか確認しましょう。また、通勤時間も考慮する必要があります。
ほかにも、職場の雰囲気を事前に確認し、家事や育児に理解のある職場を選ぶことが重要です。
求人サイトに載っている写真を見るのもひとつの手ですが、最近では、企業がSNSアカウントを運営していることも多いです。投稿内容やフォロワーとのやり取りなどをチェックして、職場の雰囲気を把握しておきましょう。
在宅ワークは、自宅で仕事をする働き方です。通勤時間や場所にとらわれず、自分のペースで仕事を進めることができます。コロナ禍で政府が在宅ワークを推進したこともあり、多くの企業が今でも在宅ワークを導入しています。
メリット | デメリット |
---|---|
通勤時間がない 自分のペースで仕事を進められる 家事や育児と両立しやすい 服装や髪型が自由 | 自己管理能力が求められる 孤独を感じやすい オンとオフの切り替えが難しい |
在宅ワークの仕事を探す場合は、クラウドソーシングに登録したり、求人サイトで「在宅ワーク」と検索したりします。
在宅ワークの場合、仕事に必要なスキルがあったり、ある程度の経験を求められるケースも、少なくありません。また、通信環境や作業環境をあらかじめ整える必要があります。
また、在宅ワーク人気の高まりを受けて、詐欺まがいの仕事が増えてきています。仕事を探す場合は注意しましょう。
フリーランスは、特定の企業に所属せず、個人で仕事を受注する働き方です。自分のスキルや経験を活かして、自由に仕事を選べます。
メリット | デメリット |
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働く時間・場所を自由に決められる 自分のスキルや経験を活かせる 収入を自分でコントロールできる 人間関係のストレスが少ない | 収入が不安定 自分で仕事を探す必要がある 事務処理や税務申告を自分で行う 孤独を感じやすい |
自分のスキルを活かし、好きな場所・時間で働けるフリーランスの魅力に注目する人が増えてきています。2020年の内閣府の調査によると、フリーランス人口は462万人にまで達し、その内訳は女性のほうが多いことが「フリーランス白書2024」で明らかになりました。
自由度が高く、自分らしく働ける魅力がある一方、フリーランスは自分で仕事を探す必要があります。
クラウドソーシングやSNSを活用して、積極的に営業を行わなければなりません。自分のスキルや経験をアピールするには、ポートフォリオの作成も必要です。
しかし、フリーランス需要の高まりを受け、フリーランス専門エージェントが登場するなど、以前に比べて、仕事探しが手軽になりました。
キャリモは「オンライン秘書」や「営業アシスタント」のような、これまでの事務経験を活かせる案件を多く取り扱う、フリーランス専門エージェントです。
担当者に希望の条件を伝えるだけで、理想ぴったりのお仕事を紹介してくれるので、とてもおすすめです。
営業や事務、接客スキルを活かして働きたいと考えている方はぜひ、キャリモにご相談ください。
子育てが一段落して仕事復帰を考える際、ブランク期間が気になる方もいるかもしれません。しかし、ブランクは決してマイナス要素ではありません。
むしろ、この期間をスキルアップのチャンスと捉え、積極的に行動することで、自信を持って仕事復帰を果たすことができます。
ここでは、オンライン講座の受講、資格の取得、小さく始めて実績をつくるという3つの方法について解説します。
オンライン講座は、自宅で手軽にスキルアップできる便利なツールです。場所や時間にとらわれず、自分のペースで学習できるメリットがあります。
また、さまざまな分野の講座が用意されており、興味のある分野を自由に選択できるのも魅力のひとつです。スクールに通うよりも、費用が比較的安価である点も重要です。
オンライン講座で学べるものには、次のようなものがあります。
オンライン講座を受講することで、新しいスキルを習得できるだけでなく、学習意欲を高め、自己肯定感を向上させる効果も期待できます。
資格取得は、客観的にスキルを証明できるため、就職活動において有利に働きます。
資格取得に向けてしっかりと勉強することで、半年や1年という短期間であっても、専門知識を習得できるでしょう。「未経験でも挑戦したい」と憧れる仕事がある場合にも、効果的なスキルアップの方法です。
おすすめの資格には、次のようなものがあります。
資格取得は、目標達成に向けて日ごろから努力しなければなりません。家庭と資格習得を両立できた場合、自信がつき、自己成長を実感できる良い機会となります。
いきなり大きな仕事に挑戦するのではなく、小さく始めて実績をつくることも、ブランクを克服するためにおすすめの手段です。
クラウドソーシングサイトで、簡単な仕事を受注したり、ボランティア活動に参加することから始めてみましょう。また、ブログやSNSで情報発信することも、実績づくりにおいて非常に重要です。
小さく始めて実績をつくることで、徐々にスキルアップし、自信を持って仕事復帰に臨むことができます。
仕事復帰は新たなスタートであると同時に、さまざまな壁に直面する可能性もあります。とくに、次の3つの点は多くの女性が経験する悩みです。
しかし、これらの壁は決して乗り越えられないものではありません。ここでは、それぞれの問題に対する具体的な解決策をご紹介します。
仕事と家事を両立させるには、時間管理と効率化が大切です。
たとえば、家事の時短のためには、調理家電(電気圧力鍋、食洗機など)を導入したり、食材宅配サービスを利用したり、作り置きをするなどの工夫が有効です。
また、家族の協力を得ることも欠かせません。家事分担表を作成したり、子どもにできる範囲で家事を手伝ってもらったり、夫と家事について話し合う時間を作るなど、家族全員で家事を分担する意識を持つことが大切です。
さらに、家事代行サービスの利用もおすすめの方法です。定期的に家事代行サービスを利用したり、スポットで依頼するなど、自分の状況に合わせて活用することで、時間的な余裕が生まれ、心にゆとりを持って仕事に取り組むことができます。
職場での人間関係は、仕事の満足度を大きく左右します。良好な人間関係を築くためには、積極的にコミュニケーションをとることが大切です。
挨拶はもちろんのこと、ランチに誘ったり、積極的に会話に参加したりなど、積極的に周りの人と関わるようにしましょう。
また、相手の話をよく聞くことも重要です。相手の意見を尊重したり、共感する姿勢を示したりしましょう。「あなたに関心を持っていますよ」と伝えるためには、相手にさまざまな質問をすることがおすすめです。
さらに、感謝の気持ちを伝えることも忘れずに行いましょう。「ありがとう」と伝えたり、ちょっとしたプレゼントをしたり、手伝ってくれたらお礼を言うなど、感謝の気持ちを言葉や行動で示すことで、良好な人間関係を維持することができます。
仕事と家事の両立は、体力的な負担が大きくなります。出産を経験したことや、歳を重ねたことなど、仕事を辞める前に比べて、自分が思っている以上に体力が落ちているかもしれません。
体力的な問題を解決するためには、まず睡眠時間を確保することが大切です。毎日同じ時間に寝起きする、寝る前にリラックスする、カフェインを控えるなど、睡眠の質を高める工夫をしましょう。
また、適度な運動をすることも重要です。ウォーキング、ストレッチ、ヨガなど、無理のない範囲で運動を取り入れることで、体力を維持することができます。
ブランク明けの仕事は、想像している以上に負担がかかっています。積極的に心もからだも休め、自分のペースで働くことが大切です。
子育てが一段落する時期は人それぞれですが、大切なのは、自分の気持ちと向き合い、自分らしい働き方を見つけることです。
パートや派遣社員は子どもとの時間を取りやすい働き方ですが、収入に限度があったり、キャリアアップが難しかったりと、長期的に考えると、最適とは言えないかもしれません。
キャリモでは、キャリアアップしながらも、家族との時間を大切にしたいママに向け、在宅ワークのお仕事を多く紹介しています。
「1日4時間だけ働いて、夕方から子どもと過ごしたい」
「週に3日は働いて、少しでも家計の足しにしたい」
「営業職の経験を、在宅ワークでも活かしたい」
家庭と仕事を両立させながら、自分らしい働き方を探している方はぜひ一度、キャリモにご相談ください。