在宅ワーカーを募集しているユーソナー(旧社名:株式会社ランドスケイプ。2022年に社名変更)。育児や介護、病気などで思うように働けないときでも収入を確保できるとして、興味を持っている人も多いのでは。
この記事では、ユーソナーの在宅ワークで得られる収入や採用条件について解説します。
採用試験合格のコツや、実際に働いた人の感想なども紹介していますので、在宅でストレスなく働きたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
ユーソナー株式会社 は、どのようなサービスを提供する会社なのでしょうか。ユーソナーの在宅ワークで実施する業務の概要について解説します。
運営会社であるユーソナー株式会社(旧社名:ランドスケイプ)は、コンサルティングや顧客支援をメイン事業とする1990年創業の企業です。
データベースを活用したマーケティングのサポートを実施しており、独自に構築された法人企業データベースの情報量は、日本でも最大級の規模を持ちます。
在宅ワークでは、企業情報の入力などを通してユーソナー株式会社のコンサルティング業務をサポートします。メインで任されるのは、日本全国の企業や組織の情報についてデータを入力・修正する業務。
在宅ワーク専用のサイトも存在し、業務で分からないことがあってもスタッフからその都度回答を得られるなど、サポート体制も充実しています。
契約には、一般的なパートやアルバイトとは異なり「業務委託契約」が用いられます。
業務委託契約とは、企業に雇われた労働者としてではなく、個人事業主(自営業)として業務にあたること。フリーランスとして働く場合も業務委託契約が基本です。
業務の進め方や、業務を実施する時間については自由に決められるメリットがあります。育児や介護、病気などの理由から、決められた時間に通勤して働くことが難しい場合でも収入を得られるのが魅力です。
応募資格は以下の通りです。
業務にはパソコンが必要で、スマートフォンやタブレットだけでは応募できないことに注意しましょう。
必要な業務の環境は以下の通りです。
気をつけたいのは、Microsoft社のExcelを利用する必要があること。ソフトがインストールされているかどうかを事前に必ずチェックしましょう。
また、機密情報を扱うこともあるため、自宅外での作業はできません。他者と共有しているパソコンも利用できないため、自分専用のパソコンを用意しましょう。
ユーソナーのデータ入力業務には、具体的にどのような種類があるのでしょうか。詳しく解説します。
名刺や書類などの画像と、他のワーカーが入力した情報とを比較して、間違いがないかチェックしたり、修正したりする業務です。1件あたりの単価は10円程度です。
Excel上に入力されたデータにヨミガナをふります。1件の単価は1.5~2.5円で、任されるのは1回につき5,000件程度。
単純計算で、7,500円〜12,500円を得られることになります。
Excelや専用のフォームに、書類やインターネット上の情報を入力します。書類情報を入力する場合、1回の案件につき7,500円程度の報酬が得られます。
作業時間の目安は10時間程度です。
インターネット上の情報を入力する場合、報酬は1案件につき30,000円程度。ただし、作業時間の目安は60〜70時間程度と、やや長くなっています。
作業する人のスキルや、案件の数によって、得られる収入は変動します。慣れた人であれば、月に40時間程度働いて、4万円ほどの収入となることもあるでしょう。
スキルによっては時給換算で1,000円を超えることもあり、扶養内でパートに出る程度の収入を見込めるケースも。
なお、通常のアルバイトなどと異なり、ユーソナーのデータ入力業務では単発の案件に対して毎回応募する必要があります。また、応募数が多い場合は業務を任せてもらえないことも考えられます。
安定した収入が確実に必要な方にはやや不向きな働き方であることを押さえておきましょう。
ユーソナーの在宅ワークは、どのような人に向いているのでしょうか。メリットについて解説します。
会社に通勤する必要がないので、住む場所や移動する場所に制限されずに業務にあたれます。育児中などの理由で通勤が難しい人にはうってつけの働き方といえます。
また、自分の好きな環境でストレスなく仕事できるなどの利点も。
このほか、転勤が多い家で通勤型のパートやアルバイトをしている場合、引っ越しごとに転職しなければならないなどのリスクが生まれますが、在宅ワークであればそのまま働き続けられることも大きな魅力です。
自分のペースやライフスタイルに合わせて仕事の時間を調整できるのは大きなメリットです。自分の集中力や効率が高い時間帯、もしくは隙間時間に無理なく働けます。
通勤時間がゼロのため、その分の時間を勉強や趣味、家事などにあてられるのも魅力的です。
ユーソナーの在宅ワークは、育児中や介護中といった事情があっても応募できます。家族の急な発熱や行事などにも対応しやすいほか、ブランクがあってもスキルさえあれば採用されます。
フルタイムで働くのは難しい方でも、キャリアを止めずに働き続けられるのは、大きなメリットといえるでしょう。
メリットの多いユーソナーの在宅ワークですが、デメリットも存在します。2点のデメリットについて、事前に確認しておきましょう。
ユーソナーでは、採用前にスキルテストが設けられています。正確に素早く入力できているかを確認するためのものですが、難易度が高く合格できない人もいます。
時給で働くアルバイトやパートと異なり出来高制のため、働けた分しか報酬を手に入れられません。始めたばかりなど、作業に時間がかかってしまうときは、最低時給以下の報酬しかもらえないこともあるかもしれません。
単価の低い案件も少なくないため、働ける量や得られる報酬に限度があることは注意しましょう。
また、常に一定の業務を請け負えるとは限らないため、収入が不安定になりやすいことも押さえておく必要があります。
実際に、ユーソナーの在宅ワークを体験した人の口コミを紹介します。
作業は正確さが求められますが、入力が得意なので、楽しく作業をしています。わからないことがあっても気楽に担当の方に質問できるサイトがあるので不安なく作業をおこなっています。
引用元: ユーソナー
在宅のなかでは稼げる部類です。その辺のアンケートサイトやポイントサイトより割りの良いお仕事なのではないでしょうか。
引用元: ニートの日記
とは言うものの、これ一本で食っていくのは現実的ではないため、小遣いの足し程度に考えた方がいいと思います。
何度もマニュアルを読んで慎重にチェックしたのに不合格になって結構落ち込みました。
引用元: ぽけこブログ
何を間違って不合格になったのか分からないのがつらいです
実際にユーソナーで働く場合の流れについて解説します。
まずは、ユーソナーWEBサイト上から、氏名や応募の経緯などを登録します。登録後、ユーソナーからマニュアルなどの資料を郵送で受け取り、選考テストを受けます。
テストに合格後、本エントリーをします。本エントリー用のWEBサイトから、口座情報や履歴書、身分証の写しなどをアップロードします。
契約終了後、業務を開始します。案件の募集については、専用のサイトからチェックし、その都度応募をします。
納品や支払い明細書の確認、業務についての質問なども、専用サイト経由で行えます。
ユーソナーで働くために必要なスキルには、どのようなものがあるのでしょうか。詳しく解説します。
在宅ワークでは、自分で仕事のスケジュールや進捗を管理しなければなりません。オフィスで働くときと違って、上司や同僚からの指示やフィードバックが少ないため、自分で目標を設定し、計画的に作業を進める能力が必要です。
また、自宅で仕事をすると、家事や趣味などの誘惑に負けてしまうこともあります。集中力を保ち、仕事とプライベートのメリハリをつける能力も重要です。
データ入力では、タイピングの速さが作業効率に直結します。タイピングがそこまで速くない方や、初心者の方は、タイピングソフトやサイトで練習するなどして、ブラインドタッチを習得することをおすすめします。
データ入力は、比較的業務内容が簡単、出来高制なので気楽に取り組めるなどのメリットがありますが、反面、報酬が低くなってしまうデメリットも。しっかり稼ぎたいと考えている人は、データ入力以外の在宅ワークも検討してみましょう。
ここでは、代表的な4つの在宅ワークについて、それぞれ解説します。
ウェブサイトや雑誌、広告などの文章を書く仕事です。ライターの仕事はインターネット上で多く募集されており、完全在宅で自分のペースで作業できる案件も少なくありません。
ライターの報酬は記事の内容や文字数、依頼主によって異なりますが、一般的には文字単価や記事単価で支払われます。専業のライターとして活動している人も多く、スキルや経験によっては、大きな収入を得られる仕事といえるでしょう。
インターネットを通じて、電話応対やメール対応、スケジュール管理、データ入力、資料作成といった事務やサポート業務を実施します。パソコンやインターネットの基本操作や、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルなどが求められます。
オンライン秘書の報酬は、時間単価や業務単価で支払われます。出来高制でないことが多いため、収入がある程度予測できるのは大きなメリットです。
電話やチャットなどで顧客に対応します。対応する内容は、商品やサービスの案内や問い合わせ対応のほか、予約受付やアフターフォローなど多岐にわたります。
パソコンやインターネット、電話などの設備が必要になるほか、話し方や聞き方のマナーや対応スキルも求められます。また、サービスへの知識が必要になることも。
コールセンターで働く場合、報酬は時間単価や件数単価で支払われます。業務内容によっては、ベースの給料に加えて追加でインセンティブが支払われることもあり、在宅で稼ぎたい人に向いている仕事といえます。
電話で企業の営業活動をする仕事です。主に新規顧客の開拓や既存顧客のフォロー、商品やサービスの紹介や提案などを実施します。
パソコンやインターネット、電話などの設備が必要です。また、営業スキルや交渉力、説得力も求められます。
報酬は、時間単価や成果単価で支払われますが、追加でインセンティブが支払われることも。収入を確保しつつ、在宅でも収入を増やしていきたい人におすすめです。
家にいながらでも収入を得られるユーソナー(旧社名:ランドスケイプ)の在宅ワーク。稼げる額に限度があるなどのデメリットはありますが、パソコンさえあれば全国どこでも働けるため、育児や介護などで思うように働けない方にもお勧めできる働き方です。
また、在宅で働く方法はデータ入力以外にも数多くあります。収入の額を増やしたい場合は、ライターやオンライン秘書、コールセンター、テレアポなどの業種も検討してみましょう。