「できる」アシスタント人材マッチングサービス
「できる」アシスタント人材マッチングサービス
育児中の女性に向けた転職サービス「ママテラス」。時短やリモートなどの柔軟な働き方に対応できる求人が多く、育児と仕事をバランスよく両立できるとして注目を集めています。
しかし、ママテラスを利用して本当に働きやすい企業に転職ができるのか、疑問に思うひとは多いのではないでしょうか。
この記事では、ママテラスの概要や評判・口コミ、利用するメリットや向き不向きについて解説します。利用方法や利用の流れについても解説しているため、柔軟な働き方のできる企業に転職したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
ママテラスとは、株式会社アマテラスが運営するママ向けの転職サービスです。
| 運営会社名 | 株式会社アマテラス |
|---|---|
| 利用料金 | 無料 |
| 対応地域 | 全国 |
| 求人数 | 1,082件（2023年5月時点） |
| 主な職種 | ・営業 ・企画 ・マーケティング ・経理など |
大きな特徴は、紹介している企業が優良ベンチャー企業やスタートアップに特化していること。
キャリアを積んできた人材に協力してほしい企業と、柔軟な働き方ができる組織を探している女性をマッチングさせられるとして、大きな注目が集まっています。
実際にママテラスを利用した人は、どのような感想を持っているのでしょうか。口コミを紹介します。
時短でキャリア！大企業でずっと務めている人の特権ではないのね。あとはワーママとしては嫌厭しがちな、ベンチャー企業も候補に入るのは驚きでした。
引用：~ゆるSDGsラボ~
ベンチャーって働き方ヤバそう…というイメージがあり、、
求人を見ていて、こんなことにチャレンジしている会社があるのかー、と、とても面白かったです。
ただ、もちろん案件数は少ないです。
【スキル経験がある人×自由度の高い働き方】の求人ばかり。
引用：~caasanblog~
社会的課題に取り組むスタートアップが多いのも他社サイトと大きく違う点で、求人を見ているだけでも興味が惹かれたり勉強になります。
働きがいのある企業や、キャリアと育児の両立ができる企業を紹介している点を評価する声が多数あがりました。スキルや能力さえあれば自分の興味ある分野でキャリアを継続できるのは、子育てママにとって大きな魅力といえそうです。
ママテラス、有能な人(プレミアム会員)は企業に応募でき、無能な人は気になるボタンしか押せない。
引用：~Twitter~
応募することすら許されない世界よ…
ママテラスは出会いの場は提供するけれど、コーチングは皆無。
引用：~Twitter~
キャリアがあるママに対して提供されているサービスのため、キャリアに自信のない人や、コーチングなどでサポートをしてほしい人にとっては魅力的とはいえないサービスに映っているようです。
ママテラスは、キャリアを積んできた女性から大きな支持を得ています。その理由について、詳しく解説します。
ママテラスに登録されている求人の中には、週3〜4日勤務や、週1〜2回の在宅勤務可といった柔軟な働き方ができるポジションが多くあります。自分のライフスタイルやキャリアプランに合わせて、時間や場所に縛られない働き方を実現できるでしょう。
女性は、出産や育児でこれまで築いてきたキャリアをストップしてしまうこともあります。ママテラスで紹介されている企業は柔軟な働き方を歓迎しているところも多く、キャリアを止めずに働き続けられるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、ママテラスでは、社会的課題に取り組むスタートアップ企業のみを厳選して求人を紹介しています。スタートアップ企業では、コアメンバーとして責任ある仕事を任されることや、幹部や経営者と直接コミュニケーションを取ったりすることも少なくありません。
キャリアを止めないだけでなく、キャリアアップのチャンスも狙える可能性があります。
ママテラスの選考には「ダイレクトリクルーティングサービス」が利用されています。これは、登録者と企業が直接やり取りできる転職サービスのことで、選考がスピーディーに進むメリットがあります。
待遇面なども企業と直接交渉できるほか、コミュニケーションにそごが生まれないのも魅力的なポイントといえます。
メリットの多いママテラスですが、デメリットも存在します。詳しく解説します。
ママテラスの会員には二つの区分があります。一つ目が、登録すれば誰でもなれる「一般会員」。そしてもう一つ目が、スキルや経験を持った「プレミアム会員」です。
プレミアム会員の場合、ママテラスのサイトに掲載された案件について、企業に直接応募ができます。希望する企業に自分でアクションを起こせるため、より希望に合致するマッチングが可能です。
ただし、プレミアム会員になるためには、ママテラス事務局からの承認が必要です。承認をもらうためには、スタートアップ企業で即戦力となることを経歴書などで証明する必要があるため、それなりに狭き門といえるでしょう。
ママテラスで紹介されている企業は、スタートアップ企業やベンチャー企業がほとんどです。このため、企業の運営に安定性があるとはいえません。
歴史のある大企業に所属し、終身雇用を狙いたいという方には、ママテラスで紹介されている企業は魅力的に映らないかもしれません。
ママテラスが紹介するのは主にスタートアップ企業。スタートアップ企業では、従業員数が少ないことが多く、一人ひとりに多くの仕事が任されます。
また、企業の中にはリモートワークを導入しているところもあります。リモートワークの場合、家の中で仕事をし続けてしまい、オンオフの区別がつけられなくなるケースも。
子育て中の女性にとっては、仕事と家庭の両立が難しくなる可能性もあるため、十分に注意が必要です。
どのような人が、ママテラスを利用するのに向いているのでしょうか。詳しく解説します。
ママテラスは、子育てと仕事の両立を目指すキャリア志向のママにおすすめです。ママテラスで紹介されているスタートアップ企業はどれも、未開発の領域で新しい事業を創り出している企業ばかりです。
最先端の領域でキャリアを向上させたい女性にとって、ママテラスで扱われている求人はピッタリといえるでしょう。
ママテラスで紹介されている企業は、従業員が10～50名程度であることがほとんど。少数精鋭で、素早い意思決定とともにビジネスが進行していきます。
同じ時間でより多くの仕事をこなせるため、成長にもつながります。スキルを持った女性にはぜひおすすめしたい働き方です。
スタートアップ企業では、事業を軌道に乗せるため、従業員が裁量権を持って日々の業務にあたる必要があります。
主体的に事業に取り組む経験によって、個人としての実力がつくのはもちろんのこと、次の就職活動も有利に進められる可能性が高まります。
ママテラスを利用するのに向いていない人には、どのような特徴があるのでしょうか。詳しく解説します。
ママテラスが紹介する企業はほとんどがスタートアップです。一般にスタートアップ企業は、市場からのニーズが確立されていないため事業運営のリスクが高いものです。経営が不安定になることもあるほか、場合によっては事業の失敗や倒産の可能性もあります。
働く先に安定した給料や福利厚生を求める人は、ママテラス以外の転職サービスを検討してもよいかもしれません。
スタートアップ企業では、人の少なさをカバーするため、一人に複数の業務を任されることも多いものです。また、時期や環境の変化に合わせて、業務内容を柔軟に変更することも求められます。
単純作業やルーティンワークが好きな人は、ママテラスで転職先を見つけるのは不向きといえるでしょう。
ママテラスでは、企業のコアメンバーとして働ける女性に向けた案件が紹介されています。登録には3年以上のキャリア経験が必要など、即戦力が求められる傾向も。
職歴に自信のない人は、他の転職サービスを利用するほうが転職先を見つけやすいかもしれません。
ママテラスを実際に利用して、転職活動をする流れを解説します。
まずは、ママテラスに登録し、職務経歴や希望事項などの情報を入力します。入力した情報を見て、企業からのスカウトを待ちます。
この段階で、ママテラスからスキルを持っていると判断された場合、会員ランクがプレミアムに自動で変更されます。プレミアム会員の場合、気になった企業に自分から応募できます。
企業とマッチングができると、直接メッセージや、面談のやりとりが始まります。
その後、カジュアル面談や1〜3回の面接、インターンなどを経て、内定が出ます。カジュアル面談とインターンは任意ですが、スタートアップ企業ではよく取り入れられている方法です。
ママテラスを効果的に活用するためのポイントについて解説します。
希望する退社時間、時短勤務、リモートの希望などについては、早い段階で伝えておきましょう。企業とのミスマッチや、早期退職を防ぐためにも重要です。
また、企業に目を止めてもらうためには、自分の持っているスキルを正確に伝えることが重要です。自分に何ができるのか、何ができないのかは、正確に把握しておきましょう。
ママテラスでは、随時新しい企業やポストの求人が出ています。今の時点では働きたいと思える企業や、働けそうな条件の企業がなかったとしても、定期的に案件をチェックしましょう。
また、人気の求人はすぐに募集を終了してしまうこともあります。自分に合った案件を発見するためにも、定期的に案件はチェックしておきましょう。
ママテラスでは、興味のある企業については「気になる＋」ボタンを押し、企業にアピールができます。この結果、企業との面談などに進めるケースもあるでしょう。
企業の雰囲気やビジョン、働き方は、直接聞いてみなければ分からないものです。また、企業と面談をすることで、自分のスキルや価値に気づけることもあるでしょう。
積極的に自分をアピールする機会を持つことが、ママテラスでの転職をかなえるためには重要です。
子育て中のママ向け転職サービスであるママテラス。一般的なママ向け転職サービスのイメージとは異なり、高いスキルや仕事へのコミットが求められることが特徴です。
スキルに自信があり、子育て中でもキャリアを止めずに働き続けたいと考える方にとっては、ぴったりの転職サービスといえるでしょう。
リモートや時短勤務など、柔軟な働き方にも対応している企業がほとんどのため、育児と仕事を両立したいと考えている方は、ぜひ利用を検討してみましょう。